「低用量ピルの副作用ってあるの?」
「ピルを検討してるけど、低用量ピルの副作用について知りたい!」
わたしは、20~24歳までの期間、持病の治療のために低用量ピルを服用していました。
低用量ピルは、避妊効果だけでなく、月経に伴う病気への治療効果も期待されていますので、
「低用量ピルを服用してみたい!」
という方も多くいるかと思います。
メリットについては、よく知られていると思いますのが、デメリットの一つである「副作用」については、個人差があり、あまり知られていないと思います。
今回は、わたしが実際に低用量ピルを服用していたときに体験した副作用についてまとめました!
目次
服用の経緯
ピルは、避妊だけでなく、生理不順や月経困難症への治療薬としても処方されます。
わたしの場合は、生理不順の症状で受診した際に、医師より、
「20才だし、定期的に生理を起こした方がいいよ」
とのアドバイスを受けたことにより服用を開始しました。
わたしが感じた副作用
①吐き気
わたしの場合は、ピルの飲み始めは特に吐き気が強く、日常生活を送れないほどでしたし、
ピルを服用している期間はずーーーっと、ちょっとだけ吐き気というかムカムカ感を抱えている状態でした。
これは、ピルを服用している期間は、妊娠と似たようなホルモンバランスになるためだそうです。
そのため、吐き気以外にも、つわりのような症状全般が起きやすくなります。
嘔吐や日常生活を遅れないほどの吐き気が長期間続くようであれば、服用を見合わせることを検討する必要があります。
②性欲減退
性欲の低下については、「今思えば、」という面が大きいのですが、全然そういう気持ちにならなかったですし、このときはパートナーに触れられるのも嫌で、それとなく避けていました。
自分が無性愛者なのではないかと思ったほどに性欲がなかったのですが、服用を停止した途端に人並みの性欲に回復しました。
避妊目的での服用の際は、性欲の低下は重大な副作用になるかもしれないですね。
③のど・口の乾き(口内炎)
口のなかが乾くという症状も結構辛かったです。
口のなかが乾く→口のなかが不衛生になりやすい→口内炎になる
というのを繰り返していました。
また、口のなかが乾いているので、口内炎もなかなか治らず、常に口のなかが痛い状態でした。
口の乾きで、虫歯ができやすくなる人もいるかもしれません。
ピルの服用をやめると、生理期間以外の口の乾きは軽減されました。
わたしが経験した以外の副作用で重大なもの
・血栓症
ピルを検討しているなら一度は聞いたことのある副作用に、血栓症があげられると思います。
発生頻度は低いものの、頭や心臓で血栓症が起きた場合、最悪死に至ると言われています。
とはいえ、ピルの服用には定期受診が付き物ですので、しっかりと定期的な検査をしていくことが大切です。
副作用以外のデメリット
・妊娠できない
ピルの最大のメリットである避妊効果ですが、妊娠を希望している方は、服用期間中は妊娠が成立しないというのはデメリットですよね。
わたしも、妊娠を希望していることで服用をやめることを受け入れた部分は大きいです。(あとは、他の持病との相性が悪く、医師より「今後のピル処方はできない」と言われています。)
・価格が適正とは言えない(高価)
ピルには、様々な種類があり、その人の体質との相性もあります。
しかし、現在の日本では、保険適用で服用できる低用量ピルが決められており、そちらのピルが合わなければ保険適用外のものを使用することとなります。
また、保険適用のピルのみ、原価が高く設定されているので、保険適用でも1シート2000円程度となっています。そして、この額は、保険適用外のピルと大差ありません。
保険適用でのピル服用では、定期受診や検査の費用も必要となりますので、ピル服用には毎月3000円ほどかかることになってしまいます。
これらの出費については、わたし個人としては、学生時代には、固定費としては大きい額だと感じていました。
今回の記事は、ピルの副作用について、わたしの体験をまとめました。
みなさんの役に立つ記事となっていればうれしいです。
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