わたしは現在26才の女です。
わたしの職場で、一番年の近いお姉さんが38才の方が数名(なぜかこの歳だけ同学年が数名いらっしゃるんです)。ぴったり一回り上のお姉さま方で、その上には40代、50代、60代までいらっしゃいます。
すでに子育てを終えたお年頃の方が多く、お孫さんがいるかたもちらほら、、、といった感じ。
年下の職員はいませんし、もちろん同じ歳の人もいません。
人によっては「そんな職場、嫌だなぁ」と言われそうな職場ですが、
わたしはこの職場を結構楽しんでます。
今回は、一回り以上歳上しかいない職場のメリットをお伝えいたします。
目次
お姉様方が多い=私用での融通が効きやすい職場
40代、50代の女性は、過去や現在進行形で子育てをしたり、介護をした経験を持っている方が多いです。そのため、ライフスタイルの変化に合わせて、働き方を変えたり、休んだりした経験を持つ方が多いです。
また、長く働いてきた中で、病気やケガで休職や働き方の変更をした経験がある方も複数います。
みなさん人生経験が豊富であり、長く働くためには時には休むことも必要になってくるという考えを持っている方が多い印象です。
休む=サボりのような考え方を持っている人がいたとしても、周りのお姉様方が年の功で鍛えたコミュニケーション力?と団結力?で、穏便に説得?迎合?してくれています。
そのため、お姉様方が多い職場は、家庭の事情や心身の不調等でのお休みや早退等することに比較的寛容だと思います。
わたしも丈夫な方ではないので、体調不良や通院でよく休んでいますし、数ヶ月連続で有給休暇を取らないでいると心配されます。
なんでもジェネレーションギャップと思ってもらえる
多少、マナーやルールに厳しい部分はあると思いますが、年代が離れすぎているので、粗相をしてもジェネレーションギャップだねぇ~で済ませてもらえます。
むしろ、若い人がいないので、若い新人っぽい恥ずかしいミスをした方がウケが良く、笑い飛ばされることの方が多いです。
また、わたしは、レズビアンで女性と付き合っており、いまではその事は職場でオープンなのですが、
これもジェネレーションギャップとして捉えられているのか、
「今どきの子達は隠さないのねぇ」
といった感じですし、咎められたり、邪険にされたことはありません。とにかくいい人たちです。
むしろ、同性婚ができないことに憤ったり、わたし以上に怒ってくれる人もいて、わたしのなかにあった「中高年以上=マイノリティへ不寛容」という思い込みを払拭してくれました。
それでも、転職を考えるときがある理由
とにかく良い職場なのですが、転職を考えるときがあります。
転職を考える一番の理由は、とにかく刺激が足りないんです。
わたしの職業は、事務職です。そしてもちろん土日祝休みで、毎日何かのデータを整理したり、書類を作ったり、たまに電話に出たり、あまり代わり映えのしない日々を過ごしています。
その上、職場にいるのはなんとなく話の合わない歳上のお姉様たち。
みんな優しくて、雑談もたくさんするし、それなりに楽しいのですが、時間の進みが遅くて、どんどんどんどん歳だけ取っている気がしてしまう。。。。
休み多くゆるーく働けるのは、悪くないけど、1日の大半を過ごす仕事の時間が成長の場になっていないのは、すこしもったいない。
転職するまでではない
とはいえ、いまのところ実際に転職するほどの気持ちではありません。
ハラスメントもなく、色々な面で職場の理解・配慮を受けられて、
これからも配慮を申し出ればそれが叶う可能性が高いからです。
同性のパートナーがいることをオープンにしている上で、子育てをしたいと言う話を少ししたときに、
「何か配慮してほしいことがあれば、とにかく教えてほしい!」
という姿勢を見せてくれた上司がおり、刺激は少ないけど、こういう職場を去るのはもったいな過ぎるな、と思ったからです。
正直、この話をしたときには、半分辞める気持ちで話したのですが、結局、この姿勢を受けて、撤回しました。
歳上が多くても良い職場もある
わたし自身も、働き始める前は、歳上が多いとセクハラとかパワハラなどのハラスメントが多かったり、お局様にツンケンされるのかなぁ、などと思っていたのですが、
こんなに良い職場もあるから、歳上が多いだけで選択肢から外すのはちょっと違うかも、と思ってもらえたらと思います。
あっ、お局様はいますよ。ツンケンされることもあるけど、他のお姉様方が助けてくれることの方が多いと思います。
どんな職場も良いことだけじゃないですね。
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