わたしは、レズビアンとして、同性のパートナーと一生を共にすると決めたものの、いつかは子どもを産み育てたいと思っています。
そのため、定期的に産婦人科に通院し、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)や月経不順の治療を行っていますが、この度、「PMS(月経前症候群)」の疑いが強くなったので、治療を行うことになりました。
わたしがPMSになった経緯と症状、今後の治療方針についてお伝えしたいと思います。
「生理が辛い」という方の助けになれば、と思います。
目次
わたしのPMSの症状
PMSには、身体症状と精神症状があります。一般的な症状は多岐にわたりますので、私の症状を身体症状と精神症状に分けて紹介します。
身体症状
- 頭痛
- 手首(特に右手首)の痛み
- 動悸
- 息切れ
- めまい・立ちくらみ
精神症状
- イライラする。
- 集中できない(人の話の内容がわからない)
- 物事の順序を決められない
- 音や光に圧倒される
- 常に泣きたい気分(ゆううつ)
身体症状は、市販の鎮痛剤等で対処できるのでそこまで問題はないです。
しかし、精神症状については、原因がわからない状態で、「なぜかつらい」「なぜかできない」という状況が1週間~10日間ほど続くので、本当に鬱になってしまったのではないかと思うほどです。
精神症状が強く出ているので、仕事に身が入らず、生理後の1週間は、生理前中のミスや後れが上司にばれない様にこそこそと処理していますが、毎月少しずつツケが溜まっている状況です。
PMSになるまでの生理事情
わたしは、月経が辛くなり始める年齢と言われる20代前半の時期は、月経不順の治療として、低用量ピルを服用していたため、その期間は、生理を理由とする体調の辛さを経験する機会がほとんどありませんでした。
その後、低用量ピルの禁忌事項にあたる片頭痛の発作を何度か起こしてしまい、24歳の時にやむなく服用を中止しています。
低用量ピルの服用を止めてから定期的な産婦人科の通院を開始するまでは、2~3か月おきに生理が来る月経不順の状態でした。
2~3か月に2日程度であれば、生理前後に体調が崩れても、生活に支障がありませんでしたし、月によっては全く体が辛くないことも多かったので、PMSで日常生活を侵されることはありませんでした。
20代も後半になると、「将来的に妊娠出産をしたいなぁ~」と思うようになったので、産婦人科への通院をはじめたところ、「PMSの症状がしんどい」という状態に。。。。。
PCOS、月経不順の治療でPMSを発症
産婦人科にかかってから、明らかにPMSの症状が大きくなりました。
原因は、他の2つの症状「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」「月経不順」の治療のために定期服用していたお薬でした。
わたしが定期服用しているこの薬には、「黄体ホルモン」が含まれています。
この黄体ホルモンがPMSの原因のようです。
PCOS・月経不順・PMS、今後の治療について
黄体ホルモンの種類や摂取方法によって、PMSの症状が抑えられる場合もあるそうですが、わたしの場合はどの黄体ホルモンでもPMSを引き起こす可能性が高く、薬の変更予定はありません。
低用量ピルは禁忌事項に触れているために服用することができませんし、PMSのために黄体ホルモンの補充をやめることは、他の2つの症状を放置することで起こる問題を考えると得策ではありません。
そのため、PMSに効くと言われる漢方薬を試すことになりました。
まずは、「加味逍遥散」(かみしょうようさん)という漢方を月経前の精神的に落ち込むときに飲むことになりました。
すでに、別の病院で処方されている六君子湯(りっくんしとう)を常飲していますが、漢方関連の回し者ではありません(笑)
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