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レズビアンカップルだけど子どもを育てたい【LGBTカップル・妊活】

わたしたちは、お互いに20代のレズビアンカップルです。

交際歴は5年くらい、同棲歴は3年目、公正証書の作成も、両親への挨拶も、職場への交際相手の説明もすんなりと終わらせました。

そんなわたしたちが次に目標としていることは、「子どもを産み育てること」

レズビアンカップルなのに、どうして子どもを産みたいのか、子どもを育てたいのか、いまの素直な気持ちを綴ろうと思います。

 

目次

理由①「人が育つ様子を見てみたいから」

人が、特にわたしたちの子がどんな風に育つのか、すごく興味があります。

自分に似るのだろうか、

わたしが産んで、わたしに似たら手がかかる子になりそうだな、

彼女が産んで、彼女に似たら寝ない子だろうな、

育て方の影響と遺伝子の影響、どちらが強いだろうか、

などなど、、、、

ヘロヘロになって、家族みんなでケンカしながら生活したら、絶対に暇しないだろうなぁ、という何とも呑気な考えです。

 

理由②「子どもを育てることで周囲に与える影響を見てみたいから」

わたしは周囲の人に、彼女がいて、一緒に暮らしていることを隠していません。職場の人も含めて、誰にも、隠していません。(全員の前で話したわけではないので、知らない人はいるかもしれませんが。)

そのため、妊娠や出産を報告したときに、その人たちがどのように理解し、反応するのか、興味があります。

また、いまのところは妊娠・出産後も現職を続けたいと思っているので、その願いが叶うのかも知りたいと思っています。

マタハラが存在するのか、それとも周囲が優しくなるのか、という点に関しては、女性として気になるところです。

 

理由③「女性として産まれた以上、妊娠出産を体験してみたいから」

女性として産まれた以上は、妊娠してみたいし、出産を体験してみたい!

という気持ちが年々強くなっています。

生まれるはずだった我が子を、自分の属性のせいで諦めるのも、少し違うな、と思っています。

すでにレズビアンとして妊娠出産している先輩の存在を多く聞くなかで、自分もチャレンジしてみることにしました。

 

理由④「LGBTQの子ども、という属性の母数を増やしたいから」

すでに、LGBTQが親になった事例が知られるようになってきましたが、その母数は少ないと思います。

母数が増えるだけで、防げる問題・解決する問題というものが存在していると思っています。

実際、「LGBTQって結構いるんだよ~」という情報が知られるようになったお陰で、わたしたちカップルは苦労せずに周囲に理解された部分が大きいと感じています。

わたしたちが子どもを産むことで、母数が増え、次の世代がより苦労せずに理想の家族像を実現できたらいいなぁ、と思います。

 

最後に

今の日本は、LGBTQとどう向き合うか、という点で模索している時期だと思います。

そのなかで、せっかく女性として産まれた上に、レズビアンとして生活していて、妊娠・出産というライフイベントを体験しなかったら、もったいないな、と思っています。

社会で、「そういう家族がいることは認知されてきたけど、馴染みはまだない」、そんな時期に子育てをしてみたい、そう思っています。

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