わたしは、20代女性で身長がだいたい160cmあるのですが、一時期39kgまで痩せてしまった経験があります。
当時は、そこまで痩せている自覚はなく、「わたしは健康!」と思っていたのですが、いま改めて考えると、
「痩せていたからでは?」
と思える体や心の不調がいくつかありました。
今回は、痩せすぎて困ったことを6つご紹介します。
目次
①似合う服がなくなる
ダイエットでもなんでも、痩せ始めててまず最初に感じるのが、服にゆとりが出てきたなぁ、ということだと思います。
しかし、痩せすぎると、服にゆとりどころか、何を着てもブカブカで、似合う服がなくなります。
特に、スーツやオフィスカジュアル系の服は、サイズ感が合っていてはじめて、「フォーマルな印象」を与えることができるので、やせ過ぎてしまうと、それだけで社内や取引先での評価が下がってしまう可能性があります。
また、単純に、サイズの合わない服を着ていると、みっともないです。
②体毛が濃くなる
以前のわたしは、サロン脱毛を受けている効果で、だいぶ体毛が薄くなっており、数ヵ月に1度シェーバーで剃れば十分というほどには体毛が薄くなっていたのですが、体重が40kgくらいの頃から、
「あれ?ムダ毛復活してる?」
となり始め、最終的には、ほとんど生えなくなっていた局部の毛が完全に生え揃うくらいまで復活してしまいました。
また、背中やお腹に生える産毛に関しては、以前にも増して生えるようになり、脱毛の効果は全て水の泡となってしまいました。。。
足りなくなった体脂肪の代わりに体温を保持しようとしているのでしょうか?
サロン脱毛の甲斐なく、今年の夏はノースリーブやショートパンツを着ることができませんでした。
③少しの運動で息切れする・疲れやすい
わたしは、福祉関係の職場に勤めているので、仕事のなかで介護の補助業務をすることがあるのですが、これが辛くなってしまいました。
あくまで補助なので、人を持ち上げるなどの重い身体介助はないのですが、「立ち仕事をする」というだけで動悸・息切れが、、、
職場ではだいぶ若い方なのに、全然動けない上、周りと比べると楽な作業をしているのに、いつも一番疲労困憊していました。
また、いま思うと、すぐに疲れてしまうので、歩行速度も遅くなっていた気がします。
④生理時以外の不正出血が止まらない
体重が減ったことで、女性ホルモンのバランスが崩れてしまったようで、小量でしたが、だらだらと1ヶ月以上も不正出血をしていました。
不正出血だけでなく、たまに生理痛のような痛みもあり、
「婦人科に行かないとな~」
と思いつつ、なんとなく先延ばしにしてしまいました。
⑤生理周期が極端に乱れる
もともと生理周期は長めだったのですが、2ヶ月以上の周期になったり、逆に短くなったり、と乱れてきました。
この辺りのときは、生理が来ると、痛みはそれほどなかったのですが、
・体が重く、起き上がることができない
・吐き気が酷くご飯が食べられない
という状態で、体が追い付いていない感じがしました。
婦人科で血液検査をしましたが、貧血が疑われる数値は出ていないので、自律神経の不調及び筋力の低下によって、血圧の調整ができていなかったことが原因と思われます。
こんな状態なので、生理が来ると仕事を休む必要があり、
「自分はダメな人間なんだ」
と、精神的にも病んでいきました。
⑥仕事を辞めたくなる(精神的に病む)
160cm39kgのときには、ちょっとした動作でも疲れやすく、特に生理のときには廃人のようになってしまうので、仕事を休むことがとても増えていました。
月に2日以上の突発休を取ってしまうこともあり、
「このまま仕事を続けることはできない」
という感情に支配されていました。
そのため、上司にも辞めたい意向を伝えています。まぁ、辞めなかったんですけど。
このときのわたしは、誰にも迷惑をかけてないのに、勝手に落ち込んでいる節がありました。
絶対にやらなきゃいけないことは片付けた上で休んでいたので、同僚への迷惑はそれほどかけておらず、上司も突発的な休みを問題視していなかったのに、勝手な思い込みでネガティブになっていたのです。
上司からは、
「休み休み働けばいいだけでしょ?」
と言われ、「休んでもいいんだ」と心が軽くなり、病める意向を撤回しています。
「痩せている=美しい」ではない
今回、ここまで体重が落ちてわたしが思ったことは、
「痩せていることはちっとも美しくない」
ということ。
痩せることは、努力すればだれでもできることだし、数字の変化も単純で分かりやすく、「簡単にキレイになれる方法!」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、痩せすぎてしまえば、服は似合わないし、体毛は濃くなるし、挙げ句の果てに心身ともに病んでしまって、人として魅力的な姿とは遠くなってしまいます。
今回の記事で、健康とは何か、美しさとは何かを考え直す機会にしていただければと思います。
<おすすめの記事>