こんばんは!
大好きな彼女と同棲して毎日幸せに暮らしている20代の女です。
先日、思いもよらずに難病患者になった上に、診断から2週間足らずで入院が決まってしまいました。
※難病になったときの話はこちらから
同性カップルなら一度は頭をよぎるであろう「入院時にパートナーに連絡ってしてもらえるのかしら?」という不安。
その不安へのひとつの答えとして、わたしの経験談をお話しします。
目次
「緊急連絡先」とは
まず、入院時に何かあったときに病院側から連絡して欲しい人については、病院側に「緊急連絡先」として通知しておくことができます。
この緊急連絡先については、基本的にどの病院でも1~3名ほど選出するように指示されると思います。
「キーパーソン」とは
キーパーソンとは、入院患者本人が入院中の手続きができない場合に代理したり、医師からの説明に同席したりする、患者側の代表者のようなものです。
特に通知がなければ、第一緊急連絡先の方が選出されるとは思いますが、申し出れば別のものを指名することもできなくはないでしょう。
わたしの場合
ー問診票の記入ー
やっと本題ですが、わたしが入院した病院の場合は、緊急連絡先・キーパーソンについては、問診票に記入するスタイルだったので、とりあえず、どちらの記入欄にもパートナーの名前や連絡先をどーん!と記入し、続柄も「パートナー」と記入しました。
キーパーソンの記入欄が家族構成を記入する用紙のなかにあったのですが、全く無視してパートナーを記入しました。
心のなかでは「書いちゃったけど大丈夫かな?」「ここで揉めたくないなぁ」と思っていたのですが、血縁親族は遠方に住んでいるので、そちらに頼むのはそれはそれで全員の負担になってしまう部分もあり、どうにかパートナーで通したかったのです。
ー入院の説明ー
問診票を記入したあとには、内容を確認しながら入院の説明を聞きました。
「もし、なにか指摘があるならここだなぁ」と思いながら聞いていたのですが、キーパーソンや緊急連絡先の部分で受けた指摘は
「この方(パートナー)のご年齢をお聞きしてもいいですか?」
だけでした。周囲に他の患者さんもいたので、「この方」と話していただけたのはありがたかったです。また、この質問は、成人しているかを確認したかったためのものです。
ということで、なんだか拍子抜けする程簡単にパートナーをキーパーソンにできました!
今回の件で感じたこと
あっけないほどスムーズにことが進んだことは事実ですが、その間の心中はずーっとザワザワしていました。
まず、病院側に「同性パートナーがいる」ということをカミングアウトするだけでもちょっとザワザワしました。
いままでカミングアウトする機会はたくさんありましたが、やっぱり、心への負荷がかかる行為だなぁと改めて思いました。
また、今回のキーパーソンをパートナーにできなければ、遠くに住んでいる両親に協力を得る必要もあり、両親への負担も大きくなってしまうところでした。
いまだに同性パートナーがキーパーソンになることができない病院もあるのかもしれませんが、血縁家族側の負担が大きくなる場合もあるなぁと思いました。
公正証書の出番は?
わたしたちは、公正証書を作成しており、そのなかで「入院の際はキーパーソンをパートナーにする」という意味の文言をいれて貰っていました。
今回は、この公正証書を使わずともわたしの願い通りにことが進みましたが、入院手続きの際には持参していました。
もし、うまくいかなかったら、念のために出してみようと思ったのですが、そのタイミングはありませんでした。
そのため、公正証書がどれほどの効力を発揮するか、という面においてははっきりしないままです。
しかし、ないよりはあった方が希望を主張しやすいと思います。
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