PMSというか、PMDDとのお付き合いもそろそろ2年目?3年目?という27歳女性です。
歳の割にPMS歴短くない?と思われるかもしれませんが、20~24歳までは低用量ピルのお陰で快適な生理ライフを送っておりました。
持病のために低用量ピルの服用を辞めてから3年。PMSの症状がつらくなってきました。
そんなわたしと服薬のお話。
目次
初めての漢方薬「加味逍遥散」
低用量ピルの服用をやめてすぐに婦人科の先生のすすめで飲み始めたのは加味逍遥散でした。
加味逍遥散は、PMSを筆頭に、婦人科系の不調によく効くと言われている漢方です。
匂いが畳に使われている井草っぽくて苦手でした。
効果については、イライラ・怒りの気持ちには効くけど、落ち込みにはあまり効いてないように感じました。
まず、匂いと味が苦手だったので、飲み続けることが難しかったです。9
抗うつ剤との出会い・別れ
一時期、PMSの時期になると、うつ病と変わらない程度に落ち込むようになっていました。
婦人科の領域を出ていると感じたので、心療内科の先生に相談し、抗うつ剤の服用をすすめられました。
当時は妊娠や出産を希望していたので、念のため妊娠時も飲めるような抗うつ剤「イフェクサー」を飲むことになりました。
しかし、1回目の服用のあとに、あまりにも多くの副作用が出てしまったので、服用は諦めました。
・出た副作用···吐き気、下痢、腹痛、手足のしびれ、回転めまい、喉のはれ、動悸、不眠
自分で調べてたどり着いた「当帰芍薬散」
わたしの場合、加味逍遥散とイフェクサーではPMSの症状はあまり改善しませんでした。
この経験を元に、漢方について自分で調べたところ、漢方を選ぶ際には、自身の体力を把握することが大切ということがわかりました。
そして、さらに調べてみると、加味逍遥散は体力中等以上の方向けであることがわかりました。
わたしの場合は、体力がほとんどなく、その場合のPMSでは、「当帰芍薬散」の方が合っていることが多いとのことで、早速飲み始めました。
当帰芍薬散の匂いはセロリに近い感じで、個人的には飲みやすかったです。(彼女はセロリの匂いが嫌なようで、匂いですら嫌がってました)
効果としても、気分の落ち込みや不眠傾向に効いていると感じています。
匂いも味も加味逍遥散よりも飲みやすく、飲み続けられています。
飲めない漢方は飲まない方がいい
これは、わたしの持論なのですが、匂いや味が苦手で飲むときに吐き気やつらさを感じる漢方は飲まない方がいいと思います。
例えば、わたしの彼女の場合は、体力は結構ある方なのですが、当帰芍薬散については、匂いが苦手なようで、まず、飲みたがらないです。しかし、加味逍遥散は匂いがあまり気にならず、たまに飲んで、少し効果を感じている様子です。
匂いや味、喉を通るときの感覚など、合わない部分がある漢方は効能としても合わないことが多いように感じます。
クリニックなどで漢方をすすめられた場合は、その漢方がどんな体力の方向けなのか、ネットなどで少し調べてみるといいかもしれません。
《PMSとの闘いの記録》
・低用量ピルを服用しているときに感じていた副作用やデメリット~吐き気、性欲減退、口内炎など~
・PMS(月経前症候群)の治療をします~PMSには身体症状と精神症状があります~
・PMDDの彼女とうまく付き合うには~生理前に不安定な彼女との接し方~
《市販の漢方載せとくね》