「ブライダルチェックをすると何がわかるの??」
「ブライダルチェックっていくらかかるの?」
わたしたちは、同棲3年目の女性同士のカップルです。すでに、家族への挨拶やパートナーシップ契約書を公正証書にて取り交わしているので、事実婚状態とも言えます。(いずれにせよ、公的にはなにも保証されていない関係になります。)
そんなわたしたちが、次に目指すステージは「子どもの養育!」
子どもを授かるために、細々とではありますが、妊活をしています。
今回は、妊活を始めたばかりの頃に経験した「ブライダルチェック」について、検査の内容、検査の結果、かかった費用についてまとめます。
これから妊活を始めようと思っている方の参考になればと思います。
目次
ブライダルチェックとは
ブライダルチェックとは、結婚前(または直後)の女性が妊娠・出産をするに当たって問題となる疾患や異常がないかを確かめる婦人科検診のことをいいます。
現在では、「不妊の原因は女性だけによるものではない」という事実が広く知られるようになってきたため、女性だけでなく、男性向けのブライダルチェックを用意しているクリニックも多くなってきています。
どんな人が受けられるか
先ほどの項では、「結婚前(または直後)の女性(男性)」が疾患や異常を調べる検診であると伝えましたが、
いまでは、結婚予定のない女性でもブライダルチェックを受けているケースが増えています。
また、男性でも結婚予定のない段階からの受診を推奨されるようになってきていますので、
「予定もないのに検診を受けるなんて恥ずかしい」
などという不安は全く不要です。
わたしが受けた検査の内容
わたしが受けた検査は大きく分けると3種類です。
①おりもの検査
こちらの検査では、性病の有無を検査されました。
②ホルモン検査(血液検査)
ホルモン検査については、対象のホルモンが多かったので、表にまとめました。
ホルモンの種類 | ホルモンの概要 |
---|---|
黄体形成ホルモン | 生理周期を司るホルモン |
卵胞刺激ホルモン | 卵胞を育てるホルモン |
卵胞ホルモン | 卵胞から出るホルモン |
黄体ホルモン | 子宮内膜を厚くするホルモン |
抗ミュラー管ホルモン | 卵巣の未熟度がわかるホルモン |
抗ミュラー管ホルモンについては、自費検査として追加でお願いしましたので、本来のブライダルチェックには入っていません。
③超音波検査
エコーで子宮や卵巣の状態をチェックされました。
ほとんどの場合、これらの検査に加えて子宮がん検診が行われますが、わたしは定期検診で受検済みだったためパスとなりました。子宮頚がんは自治体の助成金制度が適用されるケースがありますので、自治体のホームページ等で確認してから受診するとお得に検査できます。
検査結果
今回の検査によって、数値が基準値から外れているというものはありませんでした。
しかし、「妊娠を目指す」という点で見ると、懸念となる部分がありました。
具体的には、「①黄体ホルモンが少ない」ことと、「②抗ミュラー管ホルモンが多く出ている」ことでした。
①の黄体ホルモンについては、子宮内膜の生成に関与するホルモンのため、多すぎると子宮内膜症になり、少なすぎると子宮内膜が薄くなるため、多すぎても少なすぎても良くないそうです。わたしの場合は、少ないために、子宮内膜が育っていない可能性があるという話でした。
実際に、月経時の出血もほとんどなく、内膜が育たないという話は納得できました。
②の抗ミュラー管ホルモンについては、自費での検査でしたが、こちらのホルモンについては、多い方が卵巣が未熟であると判断されるそうです。そのため、年齢が若ければ若いほど多く出るようです。(若いほど多く出るというのは、個人内での相対比較で、です。)
卵巣が未熟な内は、卵胞が多すぎて排卵がしっかりと行われず、妊娠に繋がりにくいという説明を受けました。これが世間でいうPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)だそうです。
この説明を聞いて、「わたしの場合は、歳を取ってから妊活した方がいいですか?」と聞いたところ「いや、卵子も歳を取ると質が落ちるから、そうともいえない」と言われました。
この言葉を聞いて、わたしは、「若いうちに妊娠するのがいい」と解釈しました。(あくまで個人の感じ方です。)
検査費用
検査費用は15,130円(保険適応外7,700円含む)でした。
保険適応外は抗ミュラー管ホルモンの検査料金です。
抗ミュラー管ホルモンの検査は自費でしたが、これを受けたお陰で、自分が不妊になりやすい体質であることが判明したので、受けておいて良かったと思います。
保険適応のみでのブライダルチェックの場合は、一万円で予算を立てておけば、お釣りが少し出るかな?と思います。
<おすすめの記事>