「大学に進学するけど、LGBTQの当事者として困ったときにどこに相談したら良いのかわからない。」
「学務に配慮を依頼したけど、なにも改善されない。」
「大学生でLGBTQの当事者で、大学に行くのがつらい。誰かに相談したいけど、誰にしたら良いんだろう。。。」
大学生になると、自分の行動に責任を持って自立をしないといけませんよね。
また、日本でも2022年4月から18歳以上を成人として扱われるようになるため、大学生はもう「大人」としてみられるようになります。
あなたがもし、LGBTQの当事者で、大学生活を送るのがつらいと感じているのであれば、自分で行動しなくてはいけません。
そんなあなたに、大学での相談先を送ります。大学での設置が必要と定められている相談先もありますので、探して、話しに行ってください。
大学のなかにも、あなたのつらさを理解し動いてくれる人は絶対にいます。
自分で行動して、素敵な大学生活を送ってください。
相談する場所一覧
①学務
大学の事務をしている部署です。大学生活で困ったらとりあえず学務へ、と言われているので、まずはここに相談に行ってください。
他部署との連携をしてくれることもありますが、してくれないこともありますので、1ヶ月くらい経っても問題が解決しない場合は、別の窓口に相談した方がいいです。
②学生相談室
大学の奥まったところにあることが多いので、見つけられなかったら学務で聞いてみてください。
基本的には「傾聴」のみなので、積極的介入をしてくれることは少なそうです。しかし、漠然とした困り感を言語化することを支援して後押ししてくれる場合があります。
「なんだかつらい」という場合におすすめです。
③LGBTQのサークル(学内)
当事者やアライで構成されるサークルを持つ大学があります。
困っていることについて一緒に考え、行動してくれるかもしれません。
④LGBTQのサークル(インカレ)
大学内にサークルがない場合でも、近隣の大学のサークルに参加できるかもしれません。
⑤障害学生支援室
いまでは、LGBTQは障害ではないという見方が一般的ではありますが、障害学生支援室を通して支援を受けられる可能性があります。
そもそも、現代では障害の認識については「社会モデル」が基本ですので、「困っている」という事実があれば、それはつまり「障害されている状態」です。
大学生活での「配慮」という面では一番知識と経験がある部署でしょうから、相談してみてもよいと思います。
まずは、信頼できる人から
自分の悩みを相談したり、話したり、ということにまだ抵抗がある場合は、まずは話せそうな人に話してみるところから始めてください。
TwitterなどのSNSで困っていることを匿名で身バレしない程度に流しても言いかもしれません。
まずは、自分の気持ちを言葉にするところから始めてみてください。
きっとうまくいきます。大丈夫です。
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